アカンサス・アラベスク
アカンサスの葉はコリント式の柱の特徴です。
アラベスクは、イスラム様式の装飾で、文字や植物・幾何学図形などをデザイン化したもの。
アカンサス・アラベスクは【文様】をごらんください。
アンダーカット
アンダーカットは、換気経路に用いられる建具のすき間です。換気ガラリは、壁やドアなどに取り付ける通気口です。
アンダーレイ
グリッパー工法(最も一般的なカーペットの敷きつめの工法)で使われる言葉です。アンダーレイを床との間に用いると踏み心地がよく、吸音性が高まります。
グリッパー工法は【カーペット②~敷き方・繊維の種類】をご覧ください。
芋目地・馬踏み目地・四半目地
タイルやレンガの貼り方です。
- 芋目地(通し目地):目地がまっすぐになる貼り方です。
- 馬踏み目地(破れ目地):縦目地を一列ごとに半分ずつずらして貼る貼り方です。
- 四半目地:45度斜めに貼る貼り方です。
タイルの目地は、デザイン的な要素だけでなく、水の侵入防止、剥離や浮き上がりの防止、精度の調整などの役割もあります。
ウッドスプリング
ウッドスプリングは、弾力性の高い板ばねでできたマットレスの土台です。
ウォークスルー
ウォークスルーとは、CADやCGソフトなどの機能で、計画している空間の中を動き回って眺めているような表現ができます。
縁甲板(えんこういた)
縁甲板は、日本建築の廊下や縁側、床の間などに使われる無垢の檜、松、杉などの長尺材で、長手方向の側面に実はぎなどの加工が施されています。縁側の甲板に使われていたので縁甲板と呼ぶようです。
大引き(おおびき)
大引きは、根太を支え、床の上にかかる力を束(つか)に伝えます。
くわしくは【木造軸組構法】をご覧ください。
落し掛け
落し掛けは、床の間の上の壁の下に取り付ける横木です。
開放型燃焼器具、半密閉型燃焼器具、密閉型燃焼器具
燃焼機器の給排気の種類には、開放型と半密閉型と密閉型があります。
密閉型:燃焼に必要な空気を屋外から取り入れて、燃焼排ガスを屋外に排出します。FF型(ファンで給排気)、BF型(自然通気力を利用)などがあります。
開放型:燃焼に必要な空気を室内から取り入れて、燃焼排ガスをそのまま室内に排出します。キッチンで用いられるガスコンロ、普通の石油ストーブ、ファンヒーターなど。
半密閉型:燃焼に必要な空気を室内から取り入れて、燃焼排ガスを屋外に排出します。煙突のついた薪ストーブなど。
額縁、沓ずり
額縁は、開口部(扉や窓)と壁との見切り材です。
沓ずりは、ドアの下の部材です。
額縁、沓ずりについては、【図面の見方~建具②~】もあわせてご覧ください。
カラースキーム
カラースキームは、色彩計画、配色計画、カラープランニングという意味です。
コーキング
コーキングは、ペースト状のものを流し込む不定形のシール材です。
サイホンボルテックス式
サイホンボルテックス式は、サイホンと渦巻作用を併用し、溜水面積が広く、洗浄音が静かな便器です。
竣工図(しゅんこうず)
竣工図は、竣工(建物の建築工事が完成)したときの建物の図面です。着工後に発生した設計変更などを正確に反映しているので、将来、修繕やリフォームをするときに参考になります。
隅木(すみき)
隅木は、机の脚の四隅に取り付けて、強度を高めるための部材です。
詳しくは【机②~基本構造~】をご覧ください。
背割り
背割りは、未乾燥の木材が、乾燥して割れるのを防ぐため、あらかじめ割れ目を入れておくことです。
【木材の知識①】もあわせてご覧ください。