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インテリアコーディネーター試験【鉄骨鉄筋コンクリート造・その他の構造】

1次試験
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鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

鉄骨鉄筋コンクリートSRC造(Steel Reinforced Concrete)ともいいます。

鉄骨を鉄筋とコンクリートで包んでいるので、耐火性遮音性に優れています。使用する鋼材が多く、工程が複雑になり工期が長くなるので、建設費が高くなります。

鉄骨鉄筋コンクリート造は重量があるため、超高層ビルの下層階に用いて、建物を支える役割をします。下層階は鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、上層階は鉄骨造(S造)、基礎は鉄筋コンクリート造(RC造)というように、様々な構法を組み合わせて、一つの建物が建てられます。

組積造

組積(そせき)造は、レンガや石材など、ブロック状の塊を積み上げて壁を作ります。

普通レンガの標準サイズは長さ210×幅100×厚さ60mmで、このサイズのレンガをおなまといいます。標準サイズの縦半分のものを羊かんといい、さらに半分にしたものを半ますといいます。

レンガを積み上げる方法には、長手だけの段と小口だけの段を交互に積む「イギリス積み」、各段とも長手と小口を交互に並べる「フランス積み」、小口だけが表面に見えるように積む「小口積み(ドイツ積み)」、長手だけが表面に見えるように積む「長手積み」などがあります。

イギリス積みとフランス積みが覚えにくいと思うので、フランス積みをこんな風に覚え方はいかがでしょうか。

補強コンクリートブロック造

補強コンクリートブロック造は、コンクリートブロックを枠として、中に鉄筋を入れて、コンクリートまたはモルタルを充填して、補強する組積構造です。柱がなく、壁体を主体とします。

補強コンクリートブロック造を耐力壁として使用する場合、基本ブロックの厚さ寸法は150mm以上とする必要があります。

2018年の大阪北部地震のときに、ブロック塀が壊れて大きなニュースになりました。地震の多い日本では、補強コンクリートブロック造の塀の基準について、何度も見直され、建築基準法が改正されてきました。改正前に作られた古いブロック塀には、新しい基準に適合しないものもあります。そのようなものを既存不適格といいます。

膜構造

膜構造には、東京ドームのように、風船を膨らませるように内側から空気圧を上げて屋根をつくる空気膜構造や、サーカスのテントのように幕を吊るサスペンション膜構造、鉄骨や木の骨格に膜をかぶせる骨組膜構造などがあります。

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