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インテリアコーディネーター試験【照明③~光束・光度・照度・輝度~】

1次試験
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しかくしか
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似たような言葉でややこしいね

過去に「照度の単位はなに?」という問題が出題されたことがあります。似たような言葉が多く、難しい分野だと思いますが、基本的なことを知っているだけで得点できる可能性もあります。

照明で使われる用語

照明で使われる用語に、光束光度照度輝度があります。

配光曲線については【照明②~照明器具の種類・配光~】をごらんください。

光束

光束は、光源から出る全方向の光の量です。単位はルーメン(lm)です。照明自体の明るさを表します。

LED照明の明るさは、ルーメンで表されます。数値が大きいほど、明るくなります。

光度

光度は、ある方向への光の強さです。単位はカンデラ(cd)です。

懐中電灯や自動車のライトなどに使われます。光度(カンデラ値)が大きい方が、遠くを明るく照らすことができます。

照度

照度は、光を受ける面の明るさです。単位はルクス(lx)です。

JIS(日本工業規格)照明基準では、作業内容や空間の用途によって、推奨照度が定められています。この照度は主に視作業面における水平面照度のことです。

高齢になると視力機能は低下していくので、高齢者は若者よりも高い照度が必要になります。

照度の分布を表す指標として均せい度があります。「1」に近いほど、均せい度が高く、明るさにムラがありません。

均せい度=最低照度 / 最高照度

光を受ける面は、色や素材によって反射率が異なります。同じ照度でも、反射率が変われば、面の明るさは異なります。面から発する光束を表すのが、光束発散度で、単位はラドルクスです。

輝度

輝度は、目に入ってくる光の強さです。単位はカンデラ毎平方メートル(cd/m2です。

光源から出る光も、反射した光も、両方とも輝度を使います。

輝度は、パソコンのモニターやスマートフォンなどで使われます。

夜間の車のライトは特にまぶしく感じます。このように、視野内の輝度の差によって物が見えにくくなる現象をグレアといいます。

光源が目に入ってまぶしく感じる現象を直接グレア、光沢のある表面に光が映り込む現象を間接グレアといいます。また、反射光で全体が光って、印刷物や教室の黒板などの文字が見えにくくなる現象を光膜反射といいます。

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