よく出題される数字を暗記しよう
建ぺい率、容積率、手すりの高さ
数字を覚えるのは大変です。
私は試験が始まる直前にこれらの数字を覚えました。建築基準法は、試験問題の最後の方に出題されるので、試験が始まったらすぐに建築基準法の問題を探して、忘れないうちに問題を解きました。
延焼のおそれのある部分
炎は上に行くほど燃広がるので、1階よりも2階以上のほうが、範囲が広くなっています。
内装制限
内装制限を受ける台所と一体となった食堂は、50㎝以上の不燃材仕上げの垂れ壁(下がり壁)を設置すると、内装制限の対象外になります。
居室の天井高
建築基準法は基本的な決まりなので、居室の天井高が2.1mだと圧迫感を感じると思います。自宅の天井を測って、サイズを体感すると、記憶しやすいかもしれません。
1室で天井の高さが異なる場合は、平均天井高によるものとします。
居室の床高
木造建築物の場合、居室の床高は45cm以上です。防湿対策(床下にコンクリートなど)がされていれば、45cm未満でもOKです。
居室の採光
住宅の居室に必要な採光窓は、有効採光面積が部屋の床面積の1/7以上です。
窓の位置が上にある方が、光が部屋に入る量が多くなり、天窓(トップライト)では採光補正係数は3倍です。
居室の換気
住宅の居室に必要な換気窓は床面積の1/20以上です。もしくは換気設備を設置します。
高さ制限
住宅系の勾配は1:1.25です。
それぞれの斜線の起点になる点も覚えましょう。
【道路斜線制限】
前面道路の反対側の境界線
【隣地斜線制限】
隣地境界線上の高さ20m
【北側斜線制限】
第1種、第2種低層住居専用地域:隣地境界線上の高さ5m
第1種、第2種中高層住居専用地域:隣地境界線上の高さ10m
住宅の階段
私の靴のサイズは23㎝なので、「踏面が15cmしかないと、足が全部はのらないな。蹴上げの方が23cmか…」と思いながら、暗記した記憶があります。
身近なものと比較して覚えると、忘れにくいと思います。
変な語呂合わせでも何でもいいので、覚えよう。