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インテリアコーディネーター試験【家具の材料~木材~】

1次試験
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木材

木材は針葉樹広葉樹に分けられます。

針葉樹でも広葉樹でも家具は作られますが、広葉樹の方が硬くてキズが付きにくいので、家具に多く使われます。

針葉樹

針葉樹は成長が早くまっすぐ伸びます。軽くて軟らかいので、加工がしやすいのが特徴です。

スギ、ヒノキ、パイン(松)などがあります。

広葉樹

広葉樹は成長がゆっくりなので、比重が大きく強度耐久性に優れています。

【例外】キリは成長が早く、国内産の木材では最も軽いです。

木の種類はたくさんあるので、覚えるのが大変ですが、針葉樹と広葉樹について覚えておくだけでも解ける問題があります。

【問題】
国産材で、比重が大きく耐久性に優れた広葉樹は次のうちどれ?
1.ヒノキ 2.ケヤキ 3.スギ

【答え】
2.ケヤキ

まずは、針葉樹と広葉樹の違いを覚えて、その後に過去問で出題された木材を覚えていくのがよいかもしれません。

木材については【木材の知識①】もごらんください。

木質材料

丸太から切り出した木材を無垢材といいます。 木材を加工して成形したものを木質材料といいます。

木質材料は、品質にバラツキが少なく、長い柱や大きな板も作ることもできます。集成材や合板など、素材の違いや接着する向きの違いによって、さまざまな木質材料があります。

木質材料については【木材の知識③】もごらんください。

木質材料は、インテリアコーディネーター試験でよく出題されます。しかし、一つ一つ覚えるのは大変なので、私は丸覚えしました。

この表を覚えたら、次のような問題を解くことができます。

【問題】
〇〇は単板の繊維方向を平行に積層接着することで繊維方向の強度を重視、家具やドアの芯材として用いられます。

【答え】
LVL


木質材料には、木材の小片を材料とするパーティクルボードや、繊維を材料とするファイバーボードもあります。

ファイバーボードは繊維の密度の違いによって、インシュレーションボードMDFハードボードがあります。

【問題】
〇〇は木材を小削片に粉砕し、乾燥後に接着剤と混ぜて加熱圧縮した板です。カウンターの芯などに使われます。

【答え】
パーティクルボード

収納家具は面材を組み合わせた箱体です。

集成材机やカウンターの甲板などの家具によく使われます。集成材に突板つきいた( 天然木を薄くスライスしたもの )を張って、美しく加工したものもあります。

また、芯材に合板を張り合わせたものは、用途に応じて様々な種類があります。

フラッシュ構造やランバーコア構造については【机②~基本構造~】をごらんください。

メラミン化粧板などの合成樹脂を芯材に張ったものもあります。メラミン化粧板キズが付きにくく、耐熱性・耐水性・耐薬品性に優れているので、机などの甲板に使われます。

メラミン化粧板を熱と圧力によって2次曲面に成型する技術をポストフォーム加工といいます。カウンターや家具の扉などに使われます。

木目を印刷したプリント紙を、芯材に張ったプリント合板というものもあります。突板よりも安価です。

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1次試験インテリアコーディネーター
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