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インテリアコーディネーター試験【暗記編~ロマネスク・ゴシック・ルネサンス・バロック~】

1次試験
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西洋の建築の歴史については、1~2問程度しか出題されません。しかし覚えることが多く、歴史に詳しくない私は苦戦しました。

しかくしか
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ロマネスク・ゴシック・ルネサンス・バロックの建物の特徴が覚えられないよ

建築様式を一つ一つ勉強する前に、まずは建築様式の大きな特徴について暗記してしまう方が、スムーズに勉強できるのではないかと思います。

今回はロマネスク・ゴシック・ルネサンス・バロックの暗記方法です。暗記方法はこじつけですが、覚えられれば、なんでもオーケーです。私ならこんな風に覚えるという方法を紹介します。ほかに覚えやすい方法があれば、みなさんが覚えやすい方法で覚えてください。

ロマネスク様式の暗記

ロマネスク様式はキリスト教建築で、厚い壁堅牢な石造り柱のオーダー半円アーチ交差ヴォールトが特徴です。

「ロマネ…」で思い浮かぶのは、ロマネスクロマネコンティ。ロマネコンティはテレビ番組の「芸能人格付けチェック」でしか見たことがありませんが、とても高いワインです。高級ワインのロマネが盗まれては大変なので、石造りの厚い壁・屋根でしっかりと守っているところをイメージすると、ロマネスク様式の特徴が覚えやすくなるのではないでしょうか。

この時代の建築技術は高くないので、重たい天井を支えるため、壁が厚くなります。天井は半円型のヴォールトです。強度の問題で大きな窓を作ることができず、室内は薄暗いです。

ゴシック様式の暗記

ゴシック様式の特徴は高さです。

ゴシック様式の覚え方は簡単です。ゴシックの「ゴ」を回転させると、高い建物に見えますよね。

ロマネスク様式より建築技術がアップして、ゴシック様式の時代には、高い建物が建てられるようになりました。尖頭アーチリブヴォールトで天井を支え、フライングバットレスで壁を外側から支えます。これらのおかげで、天井が高くなり、大きな窓を作ったり、ステンドグラスをはめ込むことができるようになりました。

ゴシック様式の要素である尖頭アーチフライングバットレスリブヴォールトもこじつけで覚えてしまいましょう。ゴシック様式の特徴である「空に向かって伸びる建築物」を想像すれば、これらの要素も覚えやすくなります。ここからは連想ゲームです。

尖頭アーチ→先が尖っていてロケットの形に似ている→ロケット→空高く飛んでいく

フライングバットレス→フライング→飛ぶ→空高く飛んでいく

リブヴォールト→リブ→リブ編み→伸びる→空高く伸びる

ルネッサンス様式の暗記

ルネサンスは「再生」という意味で、古代ギリシャ・ローマの古典文化がこの時代に見直されました。ルネサンス様式は、柱(オーダー)、左右対称調和などが特徴です。

ルネサンスと聞くと、私は「ルネッサーンス」と言いながら、ワイングラスで乾杯している髭男爵を思い出します。髭男爵はお笑い芸人なのですが…ご存じない方は「髭男爵」と検索して確認してください。

乾杯しているワイングラスをよく見てみると、左右対称に見えませんか。さらに、交差しているようにも見えるので、X脚のイス(ダンテスカ・サヴォナローラ)も併せて覚えましょう。

ついでに、ワインが好きなら食べることも好きそうだなと連想して、「食べる好き」→「タベルスキー」→「タペストリー」も覚えておきましょう。

バロック様式の暗記

バロック様式は曲線楕円過剰な装飾が特徴で、躍動的な印象です。

ロックのロックから、躍動的な感じをイメージしましょう。さらに、ロックからスターを連想して、キラキラした金銀象嵌(ぞうがん)が装飾に使われていたことも一緒に覚えましょう。

古典的な調和・対称性などを重視したルネッサンス様式の反動で、バロック様式は躍動的で過剰な装飾、曲線が多く使われるようになりました。

ルネサンスとバロックの違いを確認しておきましょう。

まとめ

建築物は時代と共に変化するので、古い建築物を改築するときに新しい建築様式を取り入れたり、建築物の外装と内装で建築様式が異なったり、はっきりと「○○様式」と断定できないものもあります。そのため、すべての様式をきちんと理解するのは、とても困難です。まずは、大きな特徴を覚えて、そこから時間があれば少しずつ知識を増やしていく勉強法がよいと思います。

覚えることが多くて大変ですが、連想ゲームみたいに、関連する単語をまとめて覚えていくと、記憶に残りやすくなるかもしれません。

それぞれの建築様式についてはこちらをご覧ください。

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