PR

インテリアコーディネーター試験【色の原理】

1次試験
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
しかくしか
しかくしか

インテリアコーディネーター試験で

よく出題される色の原理について勉強しよう

色が見える仕組み

人の目が見える光を可視光線といいます。

可視光線は波長が短い順に、紫、藍、青、緑、黄、橙、赤となります。

りんごが赤く見えるのは、りんごに光が当たったときに、赤い色の光だけを反射して、それ以外の色は吸収するからです。

光の三原色・色の三原色

光の三原色

光の三原色は赤(R:レッド)、緑(G:グリーン)、青(B:ブルー)です。

光の三原色は混ぜると明るくなります。混ぜれば混ぜるほど、明るくなる色の混ぜ合わせ方を加法混色(かほうこんしょく)といいます。すべての光が混ざるとになります。

太陽の光はすべての色が混ざっているので、白色に見えます。

色の三原色

色の三原色は青緑(C:シアン)、赤紫(M:マゼンタ)、黄(Y:イエロー)です。

色の三原色は混ぜると暗くなります。混ぜれば混ぜるほど、暗くなる色の混ぜ合わせ方を減法混色(げんぽうこんしょく)といいます。すべての色を混ぜると黒になります。

<語呂合わせ>
光の三原色と色の三原色がごちゃごちゃになって、うまく覚えられないという方のための語呂合わせです。光の三原色を覚えておけば、色の三原色はその反対(白⇔黒、加法⇔減法)で対応できます。

中間混色

異なる色の点が集まると、全体の色が元の色とは違うように見えます。これは中間混色による現象です。

対比

色が影響し合って、本来とは違う色に見えることを対比といいます。

対比には同時対比継時対比があります。

同時対比

複数の色を同時に見たときに起こる対比です。

明度対比:隣接する色によって、明度が違うように見える
・周囲が黒色→真ん中の灰色は明るく見える
・周囲が白色→真ん中の灰色は暗く見える

彩度対比:隣接する色によって、彩度が違うように見える
・周囲が低彩度(くすんだ色)→真ん中の水色は鮮やかに見える
・周囲が高彩度(鮮やかな色)→真ん中の水色はくすんで見える

色相対比:隣接する色によって、色相がズレて見える
・周囲が赤色→真ん中のオレンジは黄色みが増して見える
・周囲が黄色→真ん中のオレンジは赤みが増して見える

補色対比:隣接する色が補色のとき、彩度が高く見える
・青緑の周囲が補色の赤色だと、青緑が鮮やかに見える
(補色:赤と青緑、オレンジと青、黄緑と紫、赤紫と緑)

縁辺対比:色と色が隣接する縁の部分で見られる対比効果
(例)明度による縁辺対比→境界部分がはっきり見える

継時対比

ある色を見た後に、別のところを見ると、最初に見た色の補色の残像が見える現象を継時対比といいます。

マンセル表色系・PCCSについてはこちらをご覧ください

スポンサーリンク
スポンサーリンク
1次試験インテリアコーディネーター
スポンサーリンク
しかくしか
タイトルとURLをコピーしました