PR

関連資格【2次元CAD利用技術者試験2級】

関連資格
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
しかくしか
しかくしか

これからCADを学びたいな。

CADソフトの経験がなくても、受けられる資格ってあるのかな。

今回は【2次元CAD利用技術者試験2級】について紹介します。

2次元CAD利用技術者試験2級はいつでもだれでも受けられる試験です。

試験内容は筆記だけなので、CADソフトの経験がなくても受験ができます。

座標の位置や用紙サイズを求めるための計算は、簡単な足し算・引き算・掛け算ができれば十分対応できるので、計算が苦手な方でも大丈夫です。

2次元CAD利用技術者試験2級とは

一般社団法人コンピュータ教育振興協会が実施しているCAD利用技術者試験は、3次元と2次元に分かれています。

2次元には1級(機械・建築・トレース)2級基礎があります。1級は2級に合格しないと受験できません。

基礎2級は、実技試験がないので、どちらを受験するか迷うところです。

公式ガイドブックを見てみると、2級と基礎は1冊にまとめられており、出題範囲が重なっています。

基礎の合格率は70%程度、2級の合格率は50%程度です。難易度は2級の方が高いですが、きちんと試験対策をすれば、独学で合格可能です。同じような勉強をするなら、ぜひ2級を目指してください。

CADを使用したことがあり、さらにパソコンについてある程度(ITパスポートくらいの)知識があれば、1週間くらいの勉強で、合格可能だと思います。

そうでない場合は1ヶ月くらいの勉強期間があるといいです。

2級の試験は自分の都合のいい日に受験が可能ですので、勉強の進み具合をみて、試験日を決めることができます。

2022年度の年間スケジュールはこちらをごらんください。

2次元CAD利用技術者試験2級の試験方法や試験内容についてみていきましょう。

試験方法・試験内容

試験はCBTシステムによる多肢選択方式です。CBT試験会場に行って、パソコンによる試験を受けます。

CBT試験会場は全国にあるので、自宅の近くでも、職場の近くでも、実家の近くでも、都合のいい場所で受験可能です。また、会場によっては20時頃まで予約できるところがあるので、仕事の帰りに受験することもできます。

試験内容は「CADシステム分野」と「製図分野」です。それぞれの分野で5割以上正解し、さらに全体で7割以上正解していると合格です。

CADシステム分野

CADシステム分野では、コンピュータやネットワークに関する知識から、CADの中間データ形式、3次元形状モデルに関することなどが問われます。

CADに関するシステムにCAM (Computer Aided Manufacturing)やCAE(Computer Aided Engineering)があります。似たような英語の略語がたくさん出てきて、覚えられるか不安になりますが、問題集を解いていると、何度も出てくるので自然に覚えられると思います。

製図分野

製図分野では、図面を作成するルール(表紙サイズ、使用する線、寸法など)や投影図、断面図などが問われます。

参考書

試験勉強は「CAD利用技術者試験2次元2級・基礎テキスト&問題集」をひたすら繰り返しましょう。

4回分(テーマ別に各章に2回分、巻末に2回分)の学習用問題が収録されているので、満点が取れるまで何度も解いてください。

テキストは図がたくさん載っていて、CADシステムや製図について詳しく説明されています。ただし、コンピュータやネットワークについては、馴染みのない方にとってはこのテキストだけでは理解が難しいかもしれません。その場合、学習用問題で出題されている内容だけでも完璧に覚えてください。時間があれば、ネットで調べたり、ITパスポートなどのテキストを参考にして理解を深めてください。

まとめ

2次元CAD利用技術者試験2級は、だれでもいつでも受けられます。さらに、試験は実技試験がなく、多肢選択方式なので、気軽に受けられる資格です。

CADをゼロから学びたいときや、履歴書の「免許・資格」の欄に書くことがないときに、2次元CAD利用技術者試験2級は最適だと思います。

2次元CAD利用技術者試験2級の試験をきっかけに、さらにCADの知識を深めるため、1級を目指すのもよいと思います。

また、「教育訓練給付金」の対象になるCAD講座や、ハローワークの「職業訓練」のCAD講座など、公的な制度を利用して、CADの技術を基礎からじっくり身に付ける方法もあります。

CADを学ぶ第一歩として、まずは2次元CAD利用技術者試験2級にチャレンジするのはいかかでしょうか。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
関連資格
スポンサーリンク
しかくしか
タイトルとURLをコピーしました